旧・稽古場日誌

2001年10月〜11月の稽古場日誌です。 執筆:重松よしこ


 2001/07/26〜 | 2001/12/06〜 | 2002/05/29〜 |


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11月30日

京都拾得にてライブを見る。本日はイベント。いずれのバンドも濃い。これで1000円はお得だと思った。
隙を見て「ザ・マジシャンズ」の涌井氏に初接触。仮免取得おめでとうございます。『ごまの宿』チラシ押し付けに成功。
さらにマジシャンズのHPを管理されているプリティベーシスト・ミチコさんにお会いする。至近距離で拝見するだに可愛らしい方であった。照れつつも勢いに乗ってデモCD購入。

11月29日

ごまのはえ、台本執筆のため珍しく欠席。稽古場ではエチュードを中心とした練習が行われる。
西が相変わらずとばしてくれる。
ウォーキングの練習で、安田の歩き方がぎこちない大賞に。帰り道でもかなり悩んでいた。

11月26日

次回公演の稽古開始。
梅澤が稽古場のロビーで徘徊。このへんでメガネをなくしたと言ってウロウロしている。
ほどなく、ごまのはえがメガネ発見。ロビーではなく、何故か原っぱに落ちていたらしい。
「『原っぱ』って・・・なぁ」
と絶句する一同。
次回公演は過去のコント作品をいくつか上演するのだが、本日は新作の台本も数本できあがっていたので読み合わせ。なかなか衝撃的な作品集となりそうな予感。

11月24日

「三輪車」ライブを見に行こうと思ったら大渋滞に巻き込まれ断念。本気で泣く。

11月21日

「にく」ライブ当日。製作したラベルを手に楽屋へ。他のバンドが居並ぶなか、肩身も狭く貼付け作業。
パッケージをクラフトテープで閉じようとしていたのだが、たまたまコロッケを差し入れに来ていた兄貴格のバンドマン・I原さんがダメ出し。
「マスキングテープみたいな、粘着力の弱いもののほうが、はがした跡が残らんからええんとちゃうか」
と助言。しかし、もう一バンド目の演奏が始まっている。今から買いに走るか?・・・いや待て!
「私、マスキングテープ持ってるかも!」
果たしてブツは私のカバンの底に眠っていた。前回公演でバナーを描いた際に使用した物が残っていたのだ。I原さんと私の奇跡。ちなみにこの日が初対面。
完成したCDは各方面で好評を博したのであった。
「皆、『ジャケットいいね』って言ってくれるんやけど、中身はまだ評価してくれへんねん」
とは上杉氏の弁。頑張れ。

11月19日

『クモノヒモ』総括(註)。B教大学秘密の小部屋にて。
立て看板のデザインを安田に提出。ダメ出し。デザインはどうでもいいがとにかく文字が大きくなくちゃ嫌だと駄々をこねる安田。散髪してとても微妙な髪型になった安田。いろいろ頑張れ安田。
額際の攻防激しい板橋が、とうとう帽子をかぶって現れる。

(註)総括…反省会のこと。公演が終わるたびに行うのだが、成果はいつあらわれることやら。

11月18日

バンド「にく」自家焼きCDのジャケデザインの打ち合わせへ。「19」における326の立場で、私も「にく」の一員に加えられることになったらしい。
使用する梱包資材を切断したり、今はなきバンド「Theピーズ」のライブビデオ(運動会ビデオ並みの画質だがとてもかっこよい)を見たりしながら、音源をチェックするメンバー3名を傍観。紙パックの焼酎をあおりながらの音作りというのも大変だなあと思う。私は酒を呑まないし「音がもよもよしてる」のもよくわからない。
帰り道にて。
「引っ越したいなあ。貯金ってどうやったらできるんかなあ」
「わしら(メンバー)の場合はまず酒とタバコをやめななあ(歩きタバコ)」
「あー飲み足りんわー。家に酒あったよなー(歩きタバコ)」
貯金無理。鉄板。
どこかで「にく」のCDを見かけたらよろしくお願いします。売り上げが酒代に消えるのは確実なのですが。

11月14日

最終日。
記憶が遠い。バラシ終了後のホールは夢から覚めた朝のように何もない。
派遣メイク・ヤングちゃんと共に、打ち上げ会場までの地図を作成。どうも私は赤いボールペンを握ると血を描いてしまってイケナイ。
打ち上げ開始時刻まで一時間ほどあったので、移動の足がないヤング&よこえの10代コンビを送るという名目でカラオケに。途中、松岡より電話。
「しげっち・・・今どこなん?」
「カラオケ屋」
「ええええーっ!?ズルいー!私も行きたーい」
の「たー」あたりで私の電話の充電が切れる。用件不明。
10代コンビはめちゃくちゃ歌うまい。特によこえはそのキャラからは想像できない程うまいが、手付きが常に鬼塚ちひろ。
打ち上げにギリギリでなだれ込む。例によって大木が、ごま・梅澤・堀川あたりの大学時代の珠玉エピソードを披露。悠馬君・葛西さん・金田さんおおいに楽しむ。堀川転がる。
ふと見ると、劇中歌唱参加の谷口知子さんの前で梅澤が何故か腹筋運動をしている。ふと見ると、板橋が「また脱いじゃうぞー」とかふざけて、よこえを本格的に泣かせている。いつもの打ち上げ風景。
コメントとりと写真とりの仕事(第5回『ごま対談』参照)を終えて、前出の2名を無事送り届けて、ついでにコンビニで仕事して、つつがなく帰宅。皆は朝の7時まで盛り上がるのだろうか。また珠玉のエピソードが生まれているのだろうか。詳細チクリ求む。

11月13日

6日目。
いよいよ全員のテンションがおかしい。
金田さんはホットドッグプレスで視野を広げる。
葛西さんはとうとうよこえにツッコミを入れる。
板橋は梅澤の靴がハゲているのをマッキーで修復する。
梅澤はお手伝いさんの女の子に対して明らかに浮かれた態度。
堀川は自分ではイケてるはずの無精髭がミルキーな動きにマッチせず。
西はごまのはえより「ぬし・恵」という新たな枕詞を頂戴する。
三橋はスーツ姿の私を見て「帝国歌劇団にいそう」と発言。
そしてみんなファーストキ●チン(略してファッキン)中毒になる。
明日は楽日。
マフラー大好評につき完売致しました。明日はパルプのチケットにおまけ(ひみつ)を付けて販売します。ご了承下さい。

11月12日

5日目。
昨日の最終全体集合の際、常時しっかり者の葛西さんがうっかりけつまずいて壊れた舞台の柱が無事修復される。
19時公演受付開始後、通りすがりの外人さんがやって来る。手には街頭で配布したチラシと当日清算券が。料金を受け取り、整理券を発行。整列の集合時刻を伝えるも、通じているのかいないのか微妙。板橋は頑なに流暢な日本語で対応。外人さんは何故か「ジュップン、ジュップン」と繰り返すのみ。
集合時刻を過ぎ、開場時刻を過ぎ、開演時刻も10分過ぎ、西が捜索に向かうも発見ならず。お渡しした整理券・18番を永久欠番とし、以後語り継ぐことに決定。今後、ニットキャップで整理券を発行する際、青色の整理券の18番が無いことに気付いたあなたはニヤリとして下さい。

11月11日

4日目。
14時公演と19時公演の合間の休憩時、金田さんの買った雑誌「ホットドッグプレス(タイプ別必勝口説きテク特集)」を集団で舐めるように読む。必勝口説きテクについては、その場にいた女子(中村と私)の意見を統括して
「女の子は『ご飯を奢る』と言えばまずついてくる」
というあんまりな結論に。
夜公演直前に男子トイレから獣のおたけび。次いで板橋がげんなりして出て来る。個室に入った梅澤がカギをかけていなかったため、板橋が開けてしまったらしい。
板橋には「トイレの個室のドアはノックする事」、梅澤には「個室のカギはかける事」を確約させる。
梅澤は99年冬公演『風と共にドリフ』の際にも、トイレの個室に入っているのを折悪くお子様の団体に見つかり、ものすごい騒ぎに。他劇団のお手伝いさんも聞き入るなか、事の顛末をごまのはえが懐かしく語る。梅澤株低迷必至。しかもまた昼飯にカップラーメンをチョイス。
マフラー完売の予定。

11月10日

3日目。
今に始まった事ではないが、本番前のごまのはえの落ち着きのなさはどうしたものか。直前にコンビニの袋を下げて、会場周辺をフラフラしていた。
本日はお日柄がよろしいらしく、1928ビルに入っている飲食店で結婚式の2次会が2件ほど。昼過ぎより、周辺や階段など非常に混み合う。間違えて私達の受付に迷い込まれる招待客もちらほら。
折悪く梅澤が、コンビニで購入したと思われる湯の入ったラーメンを抱えてやって来て、
「変な目で見られたわ〜」
とボヤく。そりゃそうだ。ホール飯にそんなものをチョイスするな。
マフラー好調。完売の予感。

11月9日

2日目。
本日場外整理に立つ梅澤。今回の受付人員はなるべくスーツ着用の事、というお達しのためネクタイを絞める。が、結び方がわからない。
「まず最初にかたむすびを2回」
とかデタラメ言ったら信じてやろうとするし。
ごまのはえの夕ご飯は、アルマイトの弁当箱に詰めた白飯とサバ缶。わびしい。

11月8日

初日。
西と共に受付業務。
開演後、受付の片づけをしていたら西がお向いの建物を見て質問。
「最上階が斜めにつくってあるのはどうしてですか?」
「周囲の日照を確保するためだ」
と答えるとビックリされる。彼女はずっと、
「ハトがとまるのを防止するため」
だと思っていたという。
なんでや。
舞台監督にして照明操作担当の葛西健一さんは、どんな場においても素晴らしく柔和。終演後の物販でも、されるがままに前売券兼用マフラーを巻かれてニコニコ笑ってらっしゃる。人間のできたお方。

11月6日

当日パンフレットの原稿と、配布用2月公演チラシを携え、いよいよアートコンプレックスへ。
3階ロビーに上がるといきなりジャガイモが鍋に泳いでいる。今夜の炊き出しはカレーライスだそうだ。
前回『実録S・M・A・P秘話』の炊き出し隊長は嵐を呼ぶ女・よこえとも子。それはもういろいろと楽しませていただいたものだが、今回包丁を握るのは、どこにそんな余裕があったのか板橋薔薇之介。調理道具と調味料がロビーに並ぶ。もう既にそこは簡易キッチン。
私には戦うべき敵が家に待っているのだが、折角なので、松岡が手を焼いていた小道具の装飾を手伝ってみたりする。
ホール内では多分きっかけ(註)をやってたんだろうけど、少々ピリピリっと来てるらしいので、覗きもせず。音響が一番ハデになる場面で、入り口の窓ガラスがビリビリ振動していた。21時公演はご近所迷惑にならないか心配。
あ、カレー食い忘れた・・・

(註)きっかけ…役者の動き、音響や照明の入・切などを連動させる際の決め事。並びにそれを練習する事。この時は「中村がハリセンを取り出したら音響で『仁義なき戦い』が入り、梅澤を殴ったら暗転」みたいな決め事の練習をやってた訳です。そんなシーンないけど。

11月5日

例の物の代金を振り込み、眼科に行き、その後はひたすら敵と戦う。まだ全滅してねえ。
そういえば久々に視力が落ちていたらしくショック大丸。

11月4日

写真撮影、と思いきや、明日のホール入りに備えて積み込み作業が始まっており、被写体が分散。稽古場でジリジリと集合を待つ。
例の物の試作品を提出。それを中村が身にまとい、やっすい表情でやっすいポーズをとってくれた。例の物、大木はいたく気に入った様子。そういえば「友達村」Tシャツ(10月2日『4つ足の誘惑』レポート参照)の代金を請求し忘れている。あれを普段着てくれているかは不明。とりあえず400円程払ってくれると嬉しいです。
ささやかながら積み込み(の人員移動)に参加。堀川とよこえを車に載せて板橋邸へ送り届ける。
よこえが、その喋りのたどたどしさ故に、バイト先の人に
「あなたはどこの国から来たの?」
とナチュラルに質問された話でなごむ。
その人は、よこえが生粋の日本人だと判明するその日まで、結構長いあいだ「中国あたりの外国人」だと誤解していて、やけに親切に接してくれていたらしい。
よこえに関しては本当に書ききれない程のネタがある。よこえ特集をやらねば追いつかない。
稽古場に戻り、再び集合を待つ。ロビーに置いてあった女性誌のチャート記事「恋愛偏差値の測定」が話題に。大木・梅澤・金田さんが一丸となり、夢中で参加。その女子高生のような盛り上がりっぷりを、
「みんな浪人生や」
と腕組みしつつひややかに見つめる中村とゆであずき。あまりにも対照的。
無事写真撮影終了。後は孤独な戦いが待つのみ。

11月3日

宅配便にて、例の2月公演の企みが届けられた。人ひとり入りそうな段ボールが2箱。玄関占拠。
本日より本番まで、この中身に私ひとりが細々と立ち向かうこととなる。口が開く。松岡純子が口を開けているときも、こんな気持ちなのだろうか。
かてて加えて当日パンフレットの製作佳境。
久々にコラムなど書く。私にしては珍しく、劇団員をダシにしない文章を。黒いことには変わりなし。
試演会の際に撮影した写真だけでは足りず、追加分を撮りに明日も稽古場に行かなければいけない。ため息ひとつ。
例の物に少々着手していたら朝が来てしまった。先が思いやられる。

11月1日

チラシ納品。
印刷所に入るといきなり積んである2月公演チラシの完成品。その脇には、なんだかビジュアル系バンドのフライヤーとポスター。どうでもいいが写真が美麗。やっぱりああいう人達のこういう写真はプロが撮るんだろうか。余計なことばかり考えているうちに積み込み終了。
その足で稽古場へ。いよいよ稽古も終盤の終盤。
チラシは好感触。ゆであずきも御満悦。万歳。表面が好評なのはもちろん嬉しいが、今回は特に会場アクセス地図にも力を注いだので、そのあたりを評価されるともっと嬉しい。
安田一平と、2月公演の立て看板デザイン打ち合わせ。なかなか意欲的な意見を言ってくれる。成長期っていいなあ。
制作部で当日の受付・場内整理等ミーティング。当日の服装について、板橋が梅澤を心より心配する。そして梅澤は渋い顔。多分「なんでそこまで言われなアカンねん」と思っているんだろうが、やはり彼はあなどれないので、個人的に板橋に軍配。『ごま対談』UP以来、なにかと四面楚歌の彼であった。

10月31日

印刷所よりTEL。なんとまたチラシが予定より早くに上がった。取りに行かねば。代金を払わねば。金をおろさねば。

10月29日

ここ2日程たっぷり寝込んでしまったが、必要な休息だったのだと思うことにする。風邪が流行っていることだし。
11月公演で行う2月公演関連企画のため(ややこしい)、梅田ロフトまで買い出しに行く。
帰りに立ち寄った喫茶店で、前方のテーブルに座っていたのはどうやらマルチ商法の勧誘(やさメガネ男)とそのカモ(OL風)。セールストークをたっぷり堪能。「一ヶ月に2人入れるだけでいいから」とか「今の仕事をこの時期で辞めるとしてぇ」とか「まず資格をとってもらわなきゃ」とか、いやぁいかがわしかったのなんの。
ただ、カモのほうが、めちゃくちゃ素直にうなずきながら胡散臭い話に聞き入っていたのが、気がかりと言えば気がかり。
ま、いいか。

10月26日

試演会本番。詳細は試演会レポートへ。
ホール入りの前に、役者が舞台を踏めるということ、更にそれを一般のお客様に見て頂くという機会は貴重だと、改めて思った。ごまのはえは特に、ホール入り後の直し(主に役者の動きや照明の色など)を多々やるので、なおさらである。
このような場を提供して下さった京都芸術センターの皆様に感謝致します。ありがとうございました。
ステージは2回。合間にご飯を食べていると、中村に
「皆が、『しげっちの前でおかしなことをすると日誌に書かれる』ってビクビクしてる」
と言われる。皆が本当に気を引き締めているのなら、こんなにネタがこぼれているハズはないのだが。
同じ滋賀県民であるよこえを拾って、ドライブの肴としつつ帰る。駐車場に向かう道すがら、彼女はおもむろにポケットからプリンを取り出して食べ始めた。食べながら更に
「コンビニでお菓子買って来ますー」
と言った。
ビックリした。
お前が今食べているものは何なんだ。

10月25日

試演会前日、やっと会場である京都芸術センターに駆け付ける。
まず舞台を見て度肝を抜かれる。「ちょっと前までのニットキャップとはレベルが違う」と聞いてはいたが、部屋がまるまるひとつできあがっている。すごい。こっちが恥ずかしくなってくるぐらい。
『そばの花』『実録S・M・A・P秘話(改訂版)』あたりから、本公演の舞台美術は外部の方にお願いしているのだが、もうここまで来たら、今後はとても内輪で済ませる訳にいかなくなった。贅沢になったものだ。思えば昔は、大木や板橋が、「舞台美術」ではなく「舞台装置」という役職で、ざっくりざくざく作っていたのだから。
ここで役者達がどう暴れてくれるのか、非常に楽しみ。
明日の本番に備えて、ゲネプロ(註)開始。主に当日パンフレット用に、舞台写真を思う存分撮りまくる。デジカメ万歳。

(註)ゲネプロ…舞台・照明・音響・衣装・小道具を全て揃えた、本番さながらのリハーサルの事。略して「ゲネ」と言ったりもします。

10月24日

印刷所に入稿。すっきりすっきり。
しかし入稿間際というのは、飲まず食わず風呂入れず、まともな生活をしていない。よく考えると人前に出る(しかもお仕事の依頼をしに行く)には到底ふさわしくない、見た目がかわいそうなコンディションである。
結局、5日程徹夜したので、人前にでちゃダメ度5とする。これを相殺するには、ダメ度数÷2日を費やして目の下のクマやらすさんだ精神やらを復旧せねばいけない。そしてそんな時間はどこにも落ちてはいないのである。

10月23日

気合のCD焼きIN堀川高志邸。今回の手土産は「戦隊ウエファーチョコ」60円モモレンジャー。
事前にデータを入れたスマートメディア64MBを堀川のパソコンに刺し、最終修正ののちCDを焼く。
うちのパソコンで、データをスマートメディアに記憶させるのに所要時間20分。堀川邸での書き出し数十秒。憎い。また、彼が新たにパソコンに装着した、様々な記憶媒体に対応するリーダーが憎さに拍車をかける。くそう、堀川のくせに。
作業の間、金田淳さんがレストランのコックの一人として出演しているNHK朝の連ドラ『ほんまもん』のビデオを見る。堀川は毎回タイマー録画している剛の者。金田さんが出ているシーンはもちろん必見なのだが(見た回では『(店の冷蔵庫の)電源が切れてますね』というセリフまで!)、やっぱり池脇千鶴に2人してくぎづけ。
あーかわいい。
堀川は「年上の恋人を、いつまでも『さん』づけで呼ぶところがええねん」等、倒錯したことを言うが、私は至ってノーマルでストレートなので、もう純粋に、あーかわいい。
あと今週の雑誌『ぴあ』にごまのはえが写真付きで掲載されたので購入。映像効果満点の舞台写真が使われていたので堀川ごきげん。

10月22日

稽古終了後の稽古場に駆け付けてチラシ(完成品)をゆであずきとごまのはえのひらがなコンビに見てもらおうと思っていたら微妙に遅刻。降りしきる雨のなか、2人の行方が分からずオロオロしていたら板橋発見。ついでにチラシを見てもらうと、何故か「フヘヘ」と脱力しながら微笑んでいた。
折よくごまのはえに電話がつながり、ひらがなコンビは三条スターバック○でミーティング中であることが判明、急行。
2人に微笑みのOKを貰ったので肩の荷がおりる。2人の方は別件で話し合っており、「しげっちはどう思う?」と私にふってくるのだが、はっきり言ってもうチラシさえOKでたら他のことはどうでもよかったです。うわの空でした。ごめんなさい。
どうでもいいが私、恥ずかしながらの初スタバ。
1万円を出して9千円のお釣を貰おうとしたら、、レジの女の子が左向け左をし、隣にいた従業員に向かって、
「9千チェックお願いしま〜す!5千、6千・・・」
とお札を数えだしたのが何だか衝撃的だった。

10月21日

入稿に向けてラストスパート。
なので「パソコンのリソースと戦っていた」としか書くことがない。

10月18日

2月公演のチラシ(仮)を皆に見せてみる。
温泉場の写真を手に、大木が
「あの〜、男と女、関係ないやつってなんて言うんやったっけ」
と訳のわからない質問をする。
「もしかして・・・混浴のこと?」
「あーそれそれ」
”それそれ”じゃない。
「混浴」という単語が出てこないのも相当脳味噌の引出しが固いが、その、いかにも現国できなさそうな物言いはなんだ。無邪気さの演出か。ならば大失敗だ。
肝心のプロデューサー・ゆであずきは、
「んん〜、んん〜、」
とうなった後、くどくどとまわりもったダメ出し。この時も彼女の頭の中では、ちっちゃい彼女達が会議をしていたのだろうか。
稽古終了後、劇団ミーティング。試演会のタイムスケジュール、2月公演のチケット販売案など。

10月15日

昨日の訳のわからない留守電をよこえに確認すると、「自転車乗りながら喋ってた」らしい。危ないからやめなさい。

10月14日

『ごま対談』第4回収録。今回のお相手は禁断のあの方。盛り上がるの盛り上がらないのって。期待大。写真撮りまくり。
帰宅後、非常にバカっぽい声でよこえとも子から留守電。
「あねーよけーすけどぉーぇとー」
(あのね、よこえですけど。えっと)
と声がグズグズに流れきっていた。

10月12日

『クモノヒモ』の当日パンフレットの詳細を詰めるために稽古場に行かなければいけないところなのだが、どうしても見たいライブを我慢できずに、人目を忍んで拾得へ。
9月11日、扇町ダイスで度肝を抜かれた「ザ・マジシャンズ」と、ニットキャップにたくさんの楽曲を提供して下さっている「三輪車」、なんだか夕焼け空のような青春ソングを歌う「イザナギ」の3組。
三輪車を「バンド・三輪車」としてライブで聞くのは、これが初めて。硬質な音で緊張感駆け巡る演奏に釘付け。かっこよかったです。ただ、曲の合間に、3人が3人とも瓶ビールをラッパのみし始めてどうしようかと思った。あと、悠馬くん(B)の履いているのが、ライブ直前までスリッパだったので、本番もスリッパだったらどうしようかと思った。ちゃんと履き替えてました。
トリのマジシャンズは京都が本拠地ということで、前回より涌井氏(Vo)の動きが滑らかだったような気が。天井もダイスより高かったので、ジャンプするたびにいつ頭を強打するかという心配もなく、安心して拝聴。漫談も快調。できることなら、うちの公演の前説をお願いしたいくらい快調。マジシャンズの演奏終了後、何故だか悠馬くんと脱力笑い。
よいものを見せて頂いた。私も頑張ろう。幸せな気分で帰宅。

10月11日

思うさま『クモノヒモ』映像用のロゴ案を描き殴る。
何故だか堅田方面の喫茶店にて。
こちらの店はコーヒーに並々ならぬ思い入れがあるようで、店の方が客に懇切丁寧に豆の説明をしていた。そんな会話を聞きつつ描き殴る。
周りからすれば、奇妙な人だったと思う。

10月10日

映像に使うタイトルロゴのミーティングに稽古場へ。
と思いきや、稽古場に明かりがついていない。各方面に確認すると、どうやら本日は稽古がお休みだったらしく、ごまのはえなどは実家でのんびりしていた。
脱力しつつ、四条ロッテリ○で映像プランを練っていた堀川を稽古場に呼び出し、ざっくり打ち合わせ。
彼も多忙を極めており、先日まで参加していた「劇団ショウダウン」公演のよしなしごとなどつれづれ聞かされる。ショウダウンの皆さん、Tシャツ代払ってあげて下さい。
更に彼は現在、『クモノヒモ』映像作成に加え、ショウダウンの次回公演のチラシ作業と映像作成、そしてニットキャップ2月番外公演の映像作成と、仕事の数珠繋ぎ状態にある。自分より忙しくて瞳の濁った人を見ると、とても心が安らいだ。これからは、泣きそうになったら堀川を思い出すことにする。

10月9日

稽古場にて、本編稽古の前にエチュード(註)練習。
4名が出場し、「皆が部屋に集まってパーティーをする」という設定の元、感情を表現する。
例えば、出演する役者をA男・B男・C子・D子とする。
A男は、他の3人に対して、「尊敬する」「色気を感じる」「くさい」という3種類の感情をひとつずつ割り当て、パーティーを催す演技を通して、見ている人に「ああ、A男はB男を『くさい』と思っているな」などと伝えなければならない。同じように、B男・C子・D子も、他の3人に対して3種類の感情を持つ。誰が誰にどの感情を抱いているかは、事前には知らされない。エチュードが終了したところで明かされる。その結果、わからんかっただのあからさまだのと講評しあう訳である。
こういうシーンにおいて、最も周りを混乱させる奴といえば、西恵と梅澤諭史。
案の定、西は何故かばーちゃんになってしまうし(よって全員、「尊敬」せざるを得ない)、梅澤はヒザを叩いて豪快に笑うばかり。それはもう足が腫れるのではないかと心配になる程ばっしばし叩く。
他にも、どうころんでもごまのはえは全員から「くさい」と思われるし、誰もが「くさい」と思っているごまのはえが誰を「くさい」と思っても説得力がない。松岡純子は、すごい頑張って「色気」をふりまくものの痛々しい。キャラが立っているのも困りものだとつくづく感じる。
ゆであずき出演中に、こっそり彼女のノートに訳のわからない落書きを施しておく。

(註)エチュード…脚本を使用せず、その場の即興で演技すること。普通、本文中にも記したように、ある程度の設定や、最終目標などを用意して行う。役者の提示したエチュードを元に作品を組み立てる脚本家も多い。どんなものか知りたい方は、深夜TV番組『パンチDEニーロ』を参照してみて下さい。

10月7日

今日もチラシの表は見ないようにして作業。
HPの細かいところを修正したりしてお茶を濁す。

10月6日

一日、2月公演のチラシ作り。
実は表面のほうがちょっとえらいことになっているので、なるべくそっちの方を見ないようにして裏面から作業。
なんでか私もかなりナーバスになっているようなので、どっかで休んで南の島に逃げようと思う。くじけそうになると「西よりまし、西よりまし」と呪文を唱える。効く。
ヤクルトがようやっと優勝したようである。「ファンの皆さんおめでとう」とは監督の弁。若松さん、きっといい人だ。

10月4日

「劇団ショウダウン」に客演していた梅澤と朝倉、堀川も復帰し、稽古終了後、久々の劇団ミーティング。
かと思いきや、ごまのはえがなかなか稽古を切らないので、松岡とよこえが小道具をとっちらかしているのを邪魔したりして遊ぶ。
予定時刻の30分押しでミーティング開始。今後のスケジュール、昨日の会議の結果報告など。
2月公演のサブタイトルを恥ずかしげに発表するゆであずき最高。9割がた私のせいなのに。ごめん。
西がヘラヘラ笑いながら青い紙片を見せてくれる。どうやら、いわゆる「青キップ」か。原付で交通違反を犯して、罰金を払わなければイケナイらしい。
彼女は確か、お茶会の日にも「バイト、首になったんスよぉ」と言っていた。喫茶店の仕事中にケーキを盗み食いしていたところを上司にバレて速攻解雇。給料を本社滋賀まで取りに来いと言われ、原付で頑張ってたどりついたら、初対面の社員に「貴方が親になったらどうするの」等、訳のわからない説教をされたらしい。
収入も途絶え、警察のお世話になる。そんな珠玉の不幸話を、漫談でも語るようにフハフハ笑いながら教えてくれる西、最高。そしてネタにしてごめん。こんどなにか奢ろう。ケーキ。

10月3日

西にDM原稿を渡したり、ごまのはえ&ゆであずきのひらがなコンビと『ごま対談』企画を考えたり2月公演のチケットさばきを企んだりしに、わら天神マク●へ。
まだまだ社外秘の事がたくさんなので詳細は書けない。
西もゆであずきも、激務故に相当なストレスがたまっている。なのに30分も遅刻してごめんなさい。
ごまのはえと西が去り、ゆであずきと2人で2月公演のサブタイトルに頭を悩ませる。その時とっていたメモを見てみても、「モンドセレクション金賞受賞」だの「湧きまくり傑作選」だの訳がわからない。
私の思考が、黒くてB級だということだけは如実にわかった。
後、ゆであずきのぶっちゃけトークにお付き合い。

10月2日

DM情報紙「プッチケボ」製作におもいっきり時間を費やしていたら、いつのまにか観に行くはずだった「劇団ショウダウン」を見逃していたり、神戸短編演劇祭が終わっていたり、今日なんかアトリエ劇研でお茶会。
劇研は駐車場がないので、30分かけて北大路まで車を停めにいったり大変。
詳細は『四つ足の誘惑』レポートへ。
『ごま対談』でも思うのだが、ごまのはえは実は喋りが下手なような気がする。言葉を全く噛み砕かないので。しかも自分ばっかりノリノリで喋る。この人、本当に理解されたくて喋ってんだろうかと思ってしまう。
今日も高校に教育実習に行った経験を持つ板橋にずいぶん助けられながら、ひとり上手の座談会をこなしていた。
御来場下さった皆様、我慢して聞いて頂いて申し訳ございません。これからも温かく見守って下さい。


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